ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.9.25 01:49ゴー宣道場

九州設営隊について


『おぼっちゃまくん』の原稿受け取りを忘れていた。

明日、受け取ろう。

仕事が煩雑になっていて、井上達夫氏との対談本の

ゲラ加筆や前書きの仕事をまだやってない。

今日こそ集中的にやらねば。

 

「ゴー宣道場」の九州設営隊のHPを見たら、

なかなか立派な出来だった。

いずれ秘書みなぼんがリンクを貼ってくれると思う。

 

だが問題なのは、九州一圓から参加者をどれだけ

集められるかだ。

東京や大阪はもともと『ゴー宣』の読者が多いよう

だし、社会問題にも関心を持つ人が多いのだろう。

これが福岡となると果たして?

 

墓参りで帰る度に思うのだが、九州で最も都会のはずの

福岡市内の様子が、妙にのどかで、地元の文化に充足

しきっているように感じる。

地元にいれば、食べ物も安くて美味いし、郷土愛だけで

満足できる所なのだ。

 

わしの親戚も、天下国家に憂うことのないど庶民だらけ

だから、全員、皇室典範なんて知らないし、今の皇太子が

天皇になったら、次は愛子さまだと思い込んでいる。

庶民感覚として、これが正しいんだが、日本国の深刻な

問題に対して、全然関心がないというのも事実である。

 

天下国家のことは東京に任せておけばいいと思ってるん

じゃないだろうか?

九州で『ゴー宣』に関心があるなんて、相当意識が高い

人たちだろう。

九州設営隊のこれからの活動で、どれだけ点在する

『ゴー宣』読者や社会問題に関心ある人々を発見できるか、

そこにかかっている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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